Interview
社員紹介
発電設備
白須 明
2011年入社 経営学部卒


印象的なエピソード
イノベーションの種は
積み重ねてきた「すべて」。
発電所の設備は古いものも多く、製造中止・部品供給の停止によって、多くのお客さまが設備の維持保全に頭を悩ませています。そこで、私が新たに起ち上げたのが、サードパーティメーカー(既設メーカーではない会社)の起用による製造中止品の再製作・修繕サービスです。
このサービスを可能にしたのは、私が築き上げたメーカーとのネットワークと培ってきた知識でした。国を代表するメーカーから、地方の町工場まで。西華産業の仕事をしていると、さまざまな人々や価値に出会うことができます。素材や加工方法から、対応できそうな企業を当たる。これまでの積み重ね一つひとつが、発電所の維持保全に貢献する「新たな価値」へと昇華することとなったのです。現在、このサービスは他の支店にも拡大し、大きな成果につながりつつあります。自らが生み出した価値が、より多くのお客さまに貢献している。そのことに確かな手応えを感じているところです。



朝日と共に、巨大な設備が到着。
その「瞬間」が、至上の感動をくれる。
四国エリアにある原子力発電所の再稼働をはじめ、数々のビッグプロジェクトを経験してきましたが、装置を納入する瞬間の喜びは格別です。人も車もまばらな早朝、自らの力で受注した巨大設備が低床トレーラーに載せられ、納入場所に到着する……。その感動は、私たちだけの特別なものだと思います。
Work & Life
入社の理由は?
商社とメーカーに絞って就職活動を行っていました。最大の決め手は、スケールの大きな責任ある仕事ができること。財務諸表から「一人当たりの売上高」を計算し、もっとも大きな金額を取り扱えるのが西華産業だったこと。電力を支え、社会に貢献できる仕事に魅力を感じたことがポイントでした。
仕事を楽しむ秘訣は?
西華産業のプロジェクトは、1年以上におよぶ足の長いもの。お客さまやメーカー各社の皆さんは「同じ目的を抱いた仲間」です。どのような困難に直面しても、この人たちのために頑張れる。喜びの瞬間を分かち合いたい。その想いがあれば、自然と仕事は楽しくなります。
尊敬している社員はどんな人?
東京本社で活躍している先輩社員です。バイタリティーに満ちあふれ、常にお客さまのニーズに応え続けている。今そこにない価値を掘り起こし、誰からも信頼される仕事をする。西華産業の商社マンはかくあるべきといった「お手本」のような存在です。
ある一日
水力発電所へ
メーカー担当者のサポート
休日の過ごし方

地方での
暮らしを満喫!
長男が所属する少年サッカーチームのコーチを務めているので、地域の子どもたちとサッカーを楽しむことが多いです。他にもサウナ・ゴルフ・スノボ・将棋・アロマオイルマッサージなど、地方での暮らしを満喫しています。
現在の仕事
つなぐ者ではない。
商社は創り出す者だ。
2019年4月に開設した敦賀支店は、北陸エリアの発電所に向けた設備の提案・導入、アフターサービスを担うチームです。このエリアの特徴は、原子力・火力・水力と幅広いお客さまが存在し、受け持つエリアがきわめて広範であること。そのため、私たち営業担当者には、アンテナを広く張り、より深い専門知識を身につけ、エネルギッシュに現場を駆け巡ることが求められているのです。
常に意識しているのは、商社としての存在感を出し、お客さま・メーカーの両者から頼られる存在になることです。そのためには、お客さまとメーカーをつなぐコーディネーターであることはもちろん、お客さまの潜在的な課題を解決する「これまでにない価値」を創り出すイノベーターであることが求められます。「ゼロから1を生み出す」。それこそが、商社の存在価値であり、私たちのあるべき姿なのだと思っています。