商社業界の営業に憧れを抱いて入社。1年目の課題は「理解の徹底」
私は「商社業界で営業がしたい!」という思いで就職活動を進め、そのなかで出合った会社が西華産業でした。大学の専攻は理系ということもあり、メインで採用試験を受けていたのは食品系の専門商社。しかし、西華産業の特徴である「事業スケールの大きさ」「長きにわたり安定したニーズを得られる電力・機械領域」という2つに魅力を感じ、入社を決意しました。
入社1年目の配属先は福岡支店。土地柄においても、仕事においても何も分からない状態で社会人生活がスタートし、正直、当時は苦しい思いを何度もしましたね。今でも印象に残っているのは、OJT(上司や先輩が、実際の業務を若手社員や後輩に伝える育成法)の担当についていただいた先輩から、「理解の徹底」を教えてくださったことでした。
お客様とメーカーをつなぐ商社の仕事は、自分自身が「どれだけ理解できているか」によって明暗が分かれることもあります。「お客様の課題は何なのか」「商品の特性や強みはどこにあるのか」 「お客様やメーカーは、なぜこの質問をしているのか」。たとえ先輩の担当案件だとしても自分ごと化して、調べたり、聞いたりを繰り返しながら、徹底して理解を深めていく大切さを教わりました。
当然ながら理解に終わりはないのと、経験が不足していたこともあり、想定よりも時間をかけ過ぎてしまうこともしばしば。しかし福岡支店で2年目、3年目とキャリアを重ねるにつれてその時間は少しずつ短縮されていきます。効率的に業務をこなせるようになってきた今になってあらためて振り返ると、「理解の徹底」に向き合った時間は決して無駄ではなく、営業としての礎を築くことができたと感じていますね。教えてくださった先輩に対しては感謝が絶えません。
お客様のニーズに合った情報を届け、信頼される営業マンに。
現在の仕事は化学会社・自動車会社のお客様をメインに受け持っており、福岡支店で経験してきた発電設備に加えて、プロセス設備の営業も行っております。地域としては北陸エリア、北関東エリアを担当。それ以外にもいくつかの業務もあり、キャリアを重ねるにつれて任せていただく領域が広がってきました。
あるケースで言うと、お客様の工場に配備されている電気・蒸気関連の設備を対象に、プロセス改善につながる製品を提案する業務。1回の取引で終わるというよりも、「お客様の気づいていない改善点はどこにあるのか」「次に何を提案すると喜んでもらえるのか」を考えながら、何度もコミュニケーションを重ねて関係を深めていきます。
取引先のお客様やメーカーの数が増えていくにつれて大変ではありますが、その分、学びや経験につながる機会が増えていると考えるようにしています。また数多くの会社と関係を結ぶことで、新製品をはじめとした情報をキャッチする頻度も増えてきました。得られた情報をお客様にお伝えすることで生まれた仕事もあり、「お客様の知らない情報をお届けして、認めてもらえた!」と新たなやりがいも感じています。
エネルギッシュな環境のなか、
学びや経験を積んで世の中をリードする提案を。
所属する「化学・エネルギー部」のメンバーは非常にエネルギッシュで、自主性を持って仕事に向き合っている人ばかり。とくに、先輩方の仕事ぶりには圧倒されっぱなしです。「案件をこなすスピード」「お客様のニーズを掴む提案」「あらゆるケースを想定する先見性」など、どれをとっても勉強になりますね。
そんな先輩の背中を見ていて刺激になりますし、自身も「さまざまなことにチャレンジしたい!」と意欲が湧いてきます。今の目標は、自身の働きかけで新規のお客様を一社でも多く開拓していくこと。そのために「今やっていること」は当たり前として、「新しい製品などの情報」「知らない会社や部署」に対して積極的にアプローチするようにしています。
例えば当社の『長期経営ビジョン「VIORB 2030」』にもあるように、エネルギー事業を扱う我々にとって「脱炭素」のキーワードは避けて通れません。お客様各社がカーボンニュートラルの推進を進めるなかでいち早く最新の情報をキャッチし、世の中をリードする提案をしていきたいと考えています。
就職活動されている方のなかには、「世間に影響を与える仕事がしたい!」と考えている人もいるかもしれません。そんな方はぜひ、西華産業に来ていただいて力を発揮してほしいですね。ぜひ、一緒に世の中を変えていきましょう!
CAREER PATH 入社後の動き
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1年目
福岡支店配属
1年目は原子力発電・風力発電、2〜3年目は火力発電の分野を扱う。
「理解の徹底」をはじめ、営業としての基礎を学ぶ。 -
4年目
化学・エネルギー部配属
経験してきた発電設備に加えて、プロセス設備の営業も任せられることに。
多くのお客様、メーカーとの関係性を構築。