EV車両による
屋内外無人自動搬送
AMR(自律走行搬送ロボット)とは
自動運転技術を搭載したEV車両により「工場」や「物流施設」での屋内外対応の無人自律搬送ロボットです。
本eve autoは導入後のルート編集、運用サポートや車両メンテナンスなどがオールインワンでパッケージ化されたサブスクリプション型のサービスです。工事不要でかんたん導入、最大牽引重量:1,500kg、導入後の柔軟なルート編集が可能です。
特徴
EASY(お手軽)
- 自動運転技術を用いたガイドレス走行方式を採用し導入工事が不要であり、最短1週間で運用開始可能です。
(※運用開始まで標準は1ケ月程度となります。) - 導入後のルート変更も簡単に行えるため、短期間の検討でスピーディーにご利用いただけます。
- 管理者(FMSコンソール)と作業者(eve auto DASH)を想定した2種類の運用ツールにより、日々の運用・分析および現場での運用が容易です。
POWERFUL(走破・搬送力)
屋外の段差・坂・雨、夜間でもパワフルに物資を運搬できます。
牽引:1.5ton(台車重量含む)
積載:300kg
最大速度(自動運転時):10km/h
段差:±3cm(静止状態からの乗り越え)
傾斜:7°(自動運転・1ton牽引時 ※手動運転・無負荷の場合は9.6°)
継続走行:40km(※利用・環境条件によります。)
FLEXIBLE(柔軟性)
・導入後でもルート、稼働車両台数、周辺設備との連携をフレキシブルに編集・変更可能です。
・ソフトウェア(ベクターマップ)上のマウス操作でルート編集ができます。
・バッテリー交換式で24Hの稼働も可能です。
仕様
原理
用途
- eve autoは工場敷地内の屋外無人搬送サービスとして始まりましたが、その稼働場所は工場にとどまらず、物流施設やエネルギー・化学プラントなど多岐にわたる分野でご使用頂いております。
- eve autoが適合しやすい用途例は以下の通りです。
構成図・システム一覧
eve autoの車両には、衝突防止のための障害物検知センサーや物理ボタンなど、安全に走行するための機能が多く装備されています。
他社(他方式)との比較
屋内ではAGVやAMRなどの自動化システムが普及してきましたが、建屋間などの屋外での搬送は自動化が難しい領域として、人手での作業が中心です。
eve autoは高い走破性をもつEVゴルフカートの技術と自動運転技術を組み合わせ、屋内外における安全で効率的な無人搬送サービス「eve auto」として物流現場の新しいソリューションを提供します。
導入事例
eve autonomy Channel
「eve autonomy Channel」に導入事例が掲載されておりますのでご参照下さい。
よくあるご質問
導入について
eve autoサービスでは誘導線、反射板などの設置は不要です。
工数削減だけではなく、3K作業や人手不足の解消、生産負荷変動への柔軟な対応など、様々な導入効果を実感いただけます。
過去の実績をもとに、お客様にあったルート選定や進め方をアドバイスさせていただきます。(詳しくはお問合せ下さい。)
車両を手動で走行させ、3次元地図データの作成を行います。さらに、走行経路や走行速度、停車位置の設定などを行い、自動運転走行確認実施後にお引き渡しとなります。
車両について
最大速度は、自動運転で10km/h、手動運転で19km/hです。牽引可能重量は1.5ton(搬送台車重量含む)となります。
一定の雨量までは自動運転可能です。降雨量10㎜/h程度で走行実績がございます。
手動運転時は可能です。自動運転時はバックできません。
約2mの通路幅が必要となります。走行ルートの形状で多少変動しますので、詳細はお問合せください。
フロントLiDARや緊急停止ボタン、フロンドバンパー(停止スイッチ付き)が搭載されております。
サービスについて
車両本体と運行管理システム、メンテナンスサポートや外部システム連携、自動運転保険までサービスに含まれます。
関連商品:台車
- 台車は4WS仕様のものを推奨しています
- 2WSや前輪フリー(後輪固定)も事例としてはございますが、内輪差が出る可能性があり、現地調整が必要です
- お客様の既存台車やオリジナル台車の利用をご希望の場合は、自動搬送にそのまま利用できるか検証が必要です
- 台車や荷物の高さがある場合、車両のウィンカーやブレーキランプが見えないケースがあります
→遠隔ウィンカーなどをオプションとしてご提供
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