少量生産や研究開発に最適な
レトルト殺菌装置
概要
- 小型圧力容器の適用なので、設置検査や年次検査、管理者設置の必要がありません。
コンパクトな設計なので、省スペースでの設置が可能です。 - 蒸気殺菌方式を採用している為、余分な配管やタンクの必要ないシンプルな構造です。
- 多種多様な容器に対応可能被殺菌物の形状により、トレイの高さが調整可能です。
特徴
多様な容器に対応
最大使用圧力
0.35Mpa(設計圧0.4Mpa)、最大使用温度は140℃(設計温度は152℃)、槽内温度が均一(±1.0℃以内)
急速な加熱、冷却が可能
冷却は水スプレー冷却方式を採用。殺菌後速やかに冷却し、品質劣化を防止します。
現場感覚で研究開発
生産機で使う運転プログラムを組み込むことで、現場生産に近い商品開発・製品試作が可能です。
温度プログラム制御
水を加熱せず空気混合蒸気で被殺菌物を直接加熱するので、すばやく槽内の温度を変動させることが出来、多段加熱に最も適した装置です。段階的加熱や多段調理殺菌、殺菌前の品温調整などに最適な機能を有します。
圧力制御
被殺菌物の形状や特性に応じた圧力設定が可能です。 容器の破損等の心配もありません。定圧方式(工程ごとに一定の圧力を任意設定) 温度比例方式(工程ごとに設定温度あるいは実測温度の飽和蒸気圧にプラスα値を加えた圧力制御) オプションで等圧方式、圧力補正機能も行えます。
F値記録計標準装備
槽内温度、品温、F値、圧力などの測定値がリアルタイムで表示されます。測定記録データはコンパクトフラッシュに記録され、運転後パソコンで解析可能です。F値終了機能で、希望F値到達で運転が自動終了します。
優れた操作性
液晶タッチパネルを採用し、運転条件の設定入力、操作が簡単になりました。
パターン設定 |
パターン登録数は100種類まで可能です。 |
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プログラム設定 |
最大24セグメントの運転方法、温度、圧力処理時間のプログラム運転条件が設定可能です。 |
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運転スタート |
パターン選択画面から希望のパターンを選択し、スタートキーを押すだけです。 |
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異常発生表示 |
装置の異常内容と状態確認を表示できます。 |
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